ビットコインETFが投資の世界で話題になってから1年以上が経ちましたが、2025年3月時点でその状況はどうなっているのでしょうか?米国を中心に大きな動きが見られる一方、日本ではまだ承認待ちの状態が続いています。この記事では、最新のビットコインETFニュースをまとめつつ、市場の動向や投資家が知っておくべきポイントを紹介します。暗号資産に興味があるあなた、必見ですよ!
米国のビットコインETF:記録的な流出とその背景
最近のニュースで最も目立つのは、米国のスポットビットコインETFが記録的な資金流出に見舞われていることです。以下に詳しく見ていきましょう。
- 3月の大流出: 3月に入ってから、米国のビットコインETFからは合計で16億6,000万ドル以上が流出しました。特に、3月7日までの週では、Fidelityの「Wise Origin Bitcoin Fund (FBTC)」だけで2億100万ドルの流出が記録され、6週連続のマイナスに。市場全体では、過去5週間で55億ドル以上の資金が引き揚げられています。この動きは、ビットコイン価格の下落(年初から12.8%減、約84,000ドル)と連動しています。
- 原因は何か?: 専門家によると、マクロ経済の不安定さやトランプ政権の政策への失望感が大きいようです。トランプ大統領が掲げる「戦略的ビットコインリザーブ」計画が具体性に欠け、期待を下回ったことで投資家の売りが加速。また、関税政策や地政学的緊張がリスク資産への投資意欲を冷やしていると指摘されています。
- 一筋の光: そんな中、3月12日には7日連続の流出が止まり、13.3百万ドルの流入が記録されました。小さな反発ですが、市場が底を打った可能性を示唆する声もあります。
注目すべき動き:BlackRockと新たなETF申請
流出が続く一方で、大手プレイヤーの動向も見逃せません。
- BlackRockの状況: BlackRockの「iShares Bitcoin Trust (IBIT)」は、依然として世界最大のビットコインETFで、約396億ドルの資産を管理しています。しかし、最近では1日で689BTC(約6,170万ドル)の流出を記録するなど、圧力を受けています。それでも、3月3日にはBlackRockが150億ドル規模のモデルポートフォリオにビットコインを初めて追加し、「大きな一歩」と話題に。
- アルトコインETFの台頭: ビットコインETFが苦戦する中、XRPやSolanaなどのアルトコインETFへの関心が高まっています。3月11日、Franklin TempletonがXRPのスポットETFを申請し、3月14日にはVanEckがAvalanche(AVAX)のETFを申請。これらはビットコイン以外の選択肢を求める投資家のニーズを反映していると言えます。
21SharesのETF清算:市場の厳しさを物語る
さらに注目すべきニュースとして、21Sharesが2つのアクティブ運用型ETFを清算すると発表しました。
- 対象ETF: 「ARK 21Shares Active On-Chain Bitcoin Strategy ETF (ARKC)」と「ARK 21Shares Active Bitcoin Ethereum Strategy ETF (ARKY)」が3月15日に清算を発表。3月27日まで取引可能で、28日頃に終了予定。
- 理由: 市場の下落に加え、1%前後の高い経費率が投資家離れを招いたと見られています。この動きは、ビットコインETF市場の競争が激化し、収益性の低い商品が淘汰されつつあることを示しています。
日本への影響と今後の展望

日本ではビットコインETFがまだ承認されておらず、現物取引が主流です。しかし、米国の動向はグローバル市場に波及するため、日本投資家にも影響が及ぶ可能性があります。
- 価格への影響: 米国の流出が続けば、ビットコイン価格の下押し圧力が高まり、日本での取引にも影響が。
- 規制の進展: SBIホールディングスや業界団体がETF承認を模索中ですが、金融庁は慎重姿勢を崩していません。米国での成功例が後押しになるか注目です。
投資家が知っておくべきポイント
- リスクとチャンス: 現在の流出は短期的な痛みですが、長期的には買い場と見る投資家も。市場が安定すれば、再び流入が期待されます。
- 分散の重要性: ビットコインだけでなく、アルトコインETFの動向もチェックして、リスクを分散させるのが賢明。
- 情報収集: 金融メディアや公式発表をこまめに確認して、最新情報をキャッチアップしよう。
まとめ:ビットコインETFの未来を見据えて
ビットコインETFは今、厳しい局面を迎えています。米国の記録的な流出や清算のニュースは市場の不安定さを象徴していますが、BlackRockの新たな取り組みやアルトコインETFの台頭は、暗号資産投資の多様化を示しています。日本では現物取引から始めつつ、海外の動向に目を光らせておくのが得策。あなたはどう思いますか?コメントで意見を聞かせてくださいね。次回の更新もお楽しみに!